htmlコーダーの仕事って実際どんな感じ?きつい?
現役WEBエンジニアが回答します!
HTMLコーダーを目指しているけど、実際の仕事の感じやキツいと思う部分がるのか、気になりますよね。
実際にきついと思うこともありますが、その先には達成感ややりがいを感じることができる職業です。
結論、向上心があれば乗り越えられる!
と思っています。
この記事では、HTMLコーダーがキツいと思う部分とその理由を解説します。
主にキツいと思う以下の3点について解説します。
- 他の職種と比べると年収が低め
- スキル不足を感じる
- 常に学び続ける必要がある
解説の前に、ざっくりとコーダーについても解説します。
飛ばしたい方はこちらから下に移動できます!
目次
HTMLコーダーとは
まずHTMLコーダーの主な仕事は、HTML/CSS/JavaScriptを使いサイト制作をします。
デザイナーが作ったデザインをもとに、実際にブラウザで閲覧できるように構築するのが仕事です。
コーダーとフロントエンドエンジニアの違い
コーダーとは主にHTML/CSS/JavaScriptを用いた基礎的なコーディングという仕事がメインです。
そして、フロントエンドエンジニアとは、コーダーよりさらにレベルの高いスキル・技術を持っている人のことをいいます。
- コーダー・・・HTML/CSS/JS
- フロントエンドエンジニア・・・コーダー(のスキル)+α
「フロントエンド」なので主にサイトの見た目に特化したエンジニアになります。
JavaScriptを使ってより高度な動きをつけたり複雑な技術を実装したりします。
また、WordPressを使ってサイト構築をしたりもします。
詳しくはこちらで解説しています。
コーダーがきついと思うこと3選
それでは以下のきつい!と思うことについて、解説しますね。
- 他の職種と比べると年収が低め
- スキル不足を感じる
- 常に学び続ける必要がある
他の職種と比べると年収が低め
コーダーの平均年収は350万円程度。
もちろん勤め先や地域などによって当てはまらない場合もあります。
令和2年の給与所得者の平均給与は433万円。
(参考:国税庁 民間給与実態統計調査による)
上記の平均給与と、コーダーの平均年収を比較すると低いということがわかります。
年収が比較的低い理由
コーダーの年収が低いと言われる理由として、
- HTML/CSSは勉強すれば誰でもできる
- プログラミング言語の中でも簡単な方
- 最低限のサイトしか作れない
上記の3点が挙げられます。(HTMLは厳密には「マークアップ言語」です)
コーダーとWebサイトをブラウザで見れるように構築するためよ最低限のスキルがあればできる仕事です。
コーダーが扱う主な言語が、HTMLとCSS。
実はHTMLとCSSはプログラミング言語ではなく、マークアップ言語といいます。
HTMLは正直勉強をすれば誰でもできてしまいます。
他の言語と比べ、学習コストも低く、習得も比較的容易なのでその点からも年収には上限があると考えられます。
実際に作れるサイトの例として、お知らせやブログ機能などがない静的サイトが主です。
スキル不足を感じてしまう
実際にHTMLとCSSを使ってコーディングをしていく中で、スキル不足を感じる場面があります。
- 組んだことのないレイアウトなどに困る
- HTMLだけじゃ作れないサイト
- 他の言語も覚える必要が出てくる
自分にはこの規模のサイトはできない…というのは完全にスキルや経験の不足です。
次の項目につながりますが、スキルを上げるために常に学び続ける必要があります。
常に学び続ける必要がある
web制作の環境や技術は常に変化やアップデートが行われます。
基本的に一度覚えてしまえば良いということはないです。
コードを書くにしてもHTML文書の構造、サイトパフォーマンスに気にかけて記述を整理したり、特殊な機能があるサイトではHTML/CSS以外の言語を使う必要があったりもします。
JavaScriptをより便利に使うことができるフレームワークなども多数あるので、案件や仕様によって使い分ける技術も必要になってきます。
ただのコーダーからWEBエンジニア、フロントエンドエンジニアなどにステップアップするためには常に学ぶということが必要になってきます。
コーダーに向いている人の特徴
コーダーに向いている人の特徴をあげます。
- パソコンに向かう作業が好き
- 最新の技術に興味がある
- 常に学ぶことが苦じゃない
基本的にはパソコンに向き合う時間が多い仕事ですが、それでも楽しめますか?
まずそこがクリアじゃないときついです。
仕事に対して楽しむ姿勢やワクワクする感覚はとても大事です。
そして、先ほども伝えたように常に学び続ける必要がある分野なので、最新の技術に興味を持ち、取り入れていこうという姿勢が大切です。
HTML以外にも、PHPを覚えるだけでも仕事の幅を増やすことができます。
例えば、このサイトはWordPressでを使っていますが、WordPressは PHPで作られています。
つまりPHPを習得することでWordPressでサイト制作もできるようになります。
コーダーに向いてない人
こんな人はコーダーには向きません。
- パソコンが苦手
- ずっと座ってるのが無理
- 学習意欲がない
- 成長意欲がない
上記のような人がコーダーを目指すのは難しいでしょう。
座りっぱなしのデスクワーク、パソコン作業が苦手な方にはむきませんね。
パソコンが苦手でも頑張ってコーダーになれたとしても、その先さらに学び続けることが苦痛となり嫌になる可能性があります。
簡単なサイトしか作れず、受注案件が限られたりキャリアアップも見込めません。
副業として、HTMLとCSSだけのコーディング案件だけをやるのもいいですが長期的にみても案件数も限られてくるでしょう。
webコーダーはきついけどやりがいがある
コーダーになる人は意欲的な人が多い印象。
コーディングをしていく中で様々な壁にぶち当たることがあると思います。
そこで新しいことを覚えたり、新たな技術を習得して使ってみたりしながらサイト制作をすることでスキルアップもできます。
サイトが出来上がった達成感がやりがいになります!
実際にWEBサイト制作を依頼された方から、ホームページを見てきてくれるお客さんが増えたよ!ありがとう!などと感謝されるととても嬉しいです。
しっかりとスキルを身につけるためにはスクールに通うのがおすすめ
スキルが足りなくてきついなーと思ってしまうのは勉強不足や勉強の仕方に問題があるのかもしれません。
今の時代本を読んで独学で勉強をすることもできますが、人に教わった方が確実に身につきます。
現場で働く現役エンジニアから教わることのできるプログラミングスクールがおすすめです。
おすすめのプログラミングスクールについてはこちらでも紹介しています。
まとめ
きついなーと思うこともありますが、それよりも達成感や楽しみを感じられることで継続することができ、仕事で稼ぐことができます。
- 他の職種と比べると年収が低め
- スキル不足を感じる
- 常に学び続ける必要がある
上記の3つを挙げましたが、長期的にスキルアップをすればキャリアアップに繋がり年収も上げることができます。
自分のペースでしっかりと学んでいきましょう!