サッカーでは前後半に分けて試合を行い、それでも決着が決まらない場合は延長戦へ、延長戦勝負がつかない場合はPK戦となります。
そのPK戦で「ABBA(アバ)方式」という新方式が導入されました。
ABBA!?なんじゃそりゃ。
今までのPK戦はAチームとBチームが交互に蹴っていく形式(A→B→A→B・・・)でしたが、
ABBA方式は、まず初めにAが蹴る→Bが2回続けてける→そしてAが2回続けてける→またBが続けて2回蹴る→・・・(A→B→B→A→A→B→B→・・・)
というように、最初だけ1回のみでその後から「2回ずつ蹴る」を交互に行なっていく方式で、これが「ABBA方式」です。
天皇杯でも採用された
2018年6月6日に行われた天皇杯第2回戦では、5チームがPK戦を行いました。
モンテディオ山形 VS FC岐阜
ジェフユナイテッド千葉 VS ラインメール青森
松本山雅FC VS ロアッソ熊本
アルビレックス新潟 VS 高知ユナイテッドSC
名古屋グランパス VS 奈良クラブ
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なぜABBA方式を導入したのか
PK戦では先行が有利というデータがあります。
PK戦を始める際にコイントスを行いトスに勝ったチームが先攻か後攻を選択することができ流のですが、研究によると殆どが勝った場合には先攻を望むということです。
先攻がPKを決めることで後攻に精神的プレッシャーが与えられるなど、パフォーマンスにあきら気に影響を及ぼしていると分析もされています。
このことから先行有利を解消するために導入された、素晴らしい新方式です!国際大会ではすでに導入されている試合もいくつかあります。
「ABBA方式」でのPK戦の結果は?!
先行有利説は解消されているのか?!
天皇杯第2回戦で行われた試合の5試合をまとめてみたのでチェックしてみてください!
5チーム中なんと・・・
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ABBA方式への反応は?
PK戦
なんか違和感あるなぁと思ったらABBA方式っていうらしい。
初めて見た。— ひかる (@ysakurakurosiba) 2018年6月6日
千葉 外
青森 外
青森 ○
千葉 ○
千葉 ○
青森 外
青森 ○
千葉 止
千葉 ○
青森 ○
青森 ○
千葉 ○
千葉 ○
青森 外
結論から言おう。ABBA方式のPK戦凄い。「外したら負け」「止めたら勝ち」のドキドキが両チーム交互に来るので最高の緊張感が味わえる。— 久留米次郎【求職中】 (@sagankurume) 2018年6月6日
まとめ
ABBA方式についでお分りいただけたでしょうか!
トーナメント戦などではPK戦も行われる可能性があるので注目してみてみようと思います。新しいPK方式がどのような結果をもたらすかが気になるところです!